あんらくし

考えたことのメモなど

ZOCウルトラVIP特典会(大森靖子さん)レポート

ZOC武道館ライブ・ウルトラVIP特典会レポ

特典会最終日の参加だったので参考にならないかもですが、今後またある可能性を信じて記録しておきます。

〇参加方法
①7万のウルトラVIPチケットを購入
②指定日の中から行ける日時を選んでアンケートに回答
③後日メールで日程が送られてくる
④指定された場所に行き、10分間独占

〇当日の流れ
①会場(カラオケ)に行き、ZOC受付にて本人確認(要顔写真付き身分証)

②待合室の番号を伝えられ、待機。
(他担の方と同室だったので、おそらく全メンバー共通?)

③時間になるとスタッフが呼びにきて、入室前に時間カウントについて説明を受ける。
2ショットチェキを撮ってから10分カウントスタート、5分、3分など時間は適宜アナウンスしてくれるとのこと。

④扉を開けるとメンバーがいて、チェキ撮影。縦横どちらかは選べる。
接触なし、メンバーはマウスシールド着用。自分もマスク着用(聞いてないのでマスクなし可能かは不明)

⑤スタッフさんは壁際に移動(別室に移動する場合もあり、メンバーによる)。メンバーがチェキにサイン。

⑥プレゼントをもらい、やりたいことを話す。カラオケ音源で歌ってもらう・一緒にカラオケをする・弾き語りしていただく…他
、サインやスマホでの2ショット撮影などカラオケ関係ないものもOK。
※大森さんはスマホ(ビデオ)撮影可だった。三脚はないので、ビデオカメラと三脚ORスマホスマホスタンドの持参は必要。
スタッフさんにスマホを持ってもらうこともできる。
※プレゼントの手渡し可。

⑦時間になるとスタッフさんからアナウンス。
チェキ会や握手会のように急いで帰らねば!というより、忘れ物ないようゆっくり支度してお帰りくださいという感じだった。おそらく時間過ぎていたけど、プレゼント渡すくらいの余地はあってありがたかった。

⑧スタッフさんにエレベーターまで見送られ、終了。

ここまでが正気で書いた比較的冷静なまとめです。以下、大森さんとの具体的な接触内容を記憶があるうちに書き殴るので有益な情報はないと思います。「買おうか迷ったけど10分も推しと同じ空間にいるなんて何していいかわからないよ!」という人の参考くらいにはなるかもしれない。

〇当日まで
一週間ほど前に公式LINEで「ウルトラVIPの人、非通知の電話出てね」という内容が送られてくる。いつもなら起きている時間なのに、たまたま翌朝早朝出勤だったので寝落ちてしまい出られず。「非通知設定」からの不在着信が嬉しい(そして出られなかった自分が悔しい)のはじめてだった。取り急ぎTwitterで「出られずすみません。またご連絡いただけると助かります」的な長文を送りつけて出勤。「また電話します、何時ごろがいい?」という旨の返信がきて(!)そわそわ着信を待つ。電話が苦手だと常々(オンライン特典会でも言ってた!)おっしゃっている大森さんが、時間を作って一人一人に電話をかけてくださるの本当にすごいことだ。
しかしながら時間が合わず、ライブ続きで多忙な今時間がとれないだろうと判断。TLで電話に出られていた方のつぶやきから、おそらく特典会の内容聞き取りだったのだろうとあたりをつけてその旨DM。以下、前後を省略した原文。

①結婚式コメント
大森さんのkekkonがテーマソングですねと言ったらプロポーズしたことになっていた相手からプロポーズされ、二、三年のうちに結婚できるよう頑張っていこう!みたいな感じになっているので、結婚式を見据えて何かコメントいただけると嬉しいです…!(相手はオタクではない一般男性(?)ですが大森さんのことは紹介済みです)

②結婚式じゃないコメント(生前葬コメント)
恋愛感情も性的欲求も人に向かないタイプの人間だけど、それでもいいと言ってくれる相手なので結婚に向かっている状態です。しかしながら、この先なんらかの理由で別れたり破談になったり離婚したり…という可能性もあると思います。できる最大限の努力をして、それでもやっぱり無理だ!ってなった時に「でも大森さんに結婚式のコメントいただいたし、無碍にするわけにはいかない…血反吐吐いてでも「結婚」していなくては…」と盛大な責任転嫁を自分ならやりかねないなと思うので(…)、「結婚しなかった」または「結婚したけど離婚した」という体でのコメントをいただけると安心します。いまいちシチュエーションが謎なので、「生前葬」で流れるコメントと思っていただいても大丈夫です。

返信がきて、「聞いていたのは好きな色と本名(HNと一致させるため)」と判明して羞恥でしにそうになる。キャッチボール提案されたのに全力でホームランしちゃった人みたいな気まずさでウワーッてなったけど、お願いした内容を面白いって言ってもらえて嬉しくなった。

〇お土産
手紙を書くことは決めていたけれど、整いマップ楽しかったのでお返ししたくて和菓子を買っていった。おいしく食べてもらえているといいな!

〇当日
待合室への移動中、ふつうに待機中のかてぃを目撃してびびる。同じ階にZOCが…!!!
待合室でそわそわ待っていると、大森さんの歌声が漏れ聞こえてきたり(!)して緊張がピークに達する。横の部屋があいて、にっちやんがお見送りしているところが見えてしまいうわー隣か!すご!!!ってなった。贅沢な待ち時間。同室だったり子ちゃんVIPの方がいかついビデオカメラの準備をしているのを見て、あわててスマホを三脚につける。これで1分くらいの時短になるはず!
時間になるとスタッフさんが呼びにきてくださり、廊下で説明を受ける。斜め前の部屋だったので、そりゃあ音が聞こえるわけだよと納得。
「扉を開けるといらっしゃいます」と案内されて開けた先に大森さんが座っていらした。立ち上がって出迎えてくれて、「久しぶりー!」って言ってくれたのでこの時点ですでに頭がまわらなくなった。荷物を置いて、2ショットチェキ撮影。隣に並ぶのが久しぶりすぎて(おそらく去年2月の実験室以来)カオナシのごとくなっているのを笑ってくれて救われた。いつもは大森さんから手を握っていただいたり肩を組んでもらったりとポーズのサポートが入るのだけど(ありがたい)、感染防止のため接触できず距離感がわからない。「もう一歩寄って平気だよ」と言われて肩が触れ合うくらいの距離で並ぶ。掛け声がかかり、大森さんがピースをした気配を察したけれど体が追いつかずめちゃくちゃ棒立ちのまま撮ってもらった。出てきたチェキにサインを書く前に、大森さんから封筒をもらう。「開けていいですか?」と聞いたらよいとのことなのでおそるおそる星形のシールをはがすと、メッセージカードとブレスレット、シールとセーラームーンカードが入っていた(実際そこまで見ている余裕がなく、大半のものは帰宅してから開けて気付いた)。サインを書いている大森さんを横目で見つつ、ブレスレットをつけようとするが緊張してうまく留め具を外せない。サインを終えた大森さんが「つけてあげよっか?」と聞いてくれたのでお願いする。ネイルがかわいい。「ネイルしてるからうまく開かない」としばらく奮闘したのち、つけていただける流れに。大森さんが「おばあちゃんの遺産ぶっこんで買った」金色のハートの指輪をガン見しつつ、指輪はめてもらうとプロポーズだけど、ブレスレットつけていただいたら何になるのかな、結婚みたいなもんだよな実際とか考えていたら大森さんの動きと噛み合わずあたふたする。「今日の服装と合ってる」と言われて照れる。ブレスレットめちゃくちゃかわいい。ちっちゃいお花ついてて最高だった。私が宇佐美時重(最高の漫画、ゴールデンカムイの登場人物。敬愛する上司が顔にしてくれた落書きを入れ墨にした人)だったらこのお花をタトゥーにしてたなと思う。
「何します?」と聞いてもらい、「動画撮りたいです、結婚式と、生前葬の」とDMでお願いした内容を伝える。「生前葬のね(笑)」って言いつつギターを準備してくれた。スタッフさん、撮影終わってから壁際で待機してオーラを消してくれていたのだけど、「結婚したけどうまくいかなかった時用の動画で、生前葬で流したいので…」って説明してる時に若干笑ってくださった気配がしてちょっと嬉しかった。気のせいかもしれない。
この日のためにAmazonで購入したスマホ三脚を組み立て、机に置こうとするも焦ってもたつく。「スタッフに持ってもらうのもアリだけど、せっかく持ってきたならそっち使おっか」と言ってもらいなんとか設置に成功。
「結婚式の動画かぁ、kekkon歌う?」と言われめちゃくちゃお願いする。コメントの中で歌ってもらえるとのことなので、撮影開始。本名で呼んでもらい、コメントいただけて嬉しい。サブスク系の宣伝の大森さんコメント動画が好きなので、大森さんのコメント動画…!!って楽しく聞いていたら、歌になった途端「大森靖子」の霊圧(?)がぶわってきて泣きそうになる。待合室で歌聞こえてきたの、マイク使ってるからかなと思ったけど全然生歌唱で聞こえるやつだった。大森さんが目の前で私のためだけに歌ってくれることなんて人生最初で最後かもしれないから目に焼きつけなきゃと思ってみるんだけど、ライブの時と同じようにこちらの目を見て歌ってくださっているのに目を合わせられなくて(マジでなんで?人間レベルが低すぎるの申し訳ねえ)、大森さんの手とギターばかりみていた。自粛期間に家でクソ病んでた時、iPhone越しに見つめていたそれが目の前にあって、kekkonを歌ってもらえて、化粧崩れるから泣かないように頑張ってたけど決壊して泣いた。なんて幸せなんだ。「おしあわせに〜!」って言ってもらって動画終了。この時点で5分経過とのアナウンス。
「どうする?生前葬verの動画も撮る?」と言われお願いする。「結婚うまくいかなかった時のやつでしょー、なにか歌ってほしいそういう曲ある?」と聞かれ、全くノープランだったので焦る。最適なものを……と脳内検索した結果「わたしみでお願いします」と言ったら笑ってもらえた。歌詞を持ってこなかった上にスマホで撮影していたので、大森さんご自身のスマホで歌詞検索して歌ってもらうことに。今度こそ目に焼きつけるぞ…!と意気込むも、当然のように同じ轍を踏む。目を伏せて歌っている時だけお顔を見られたので、大森さんのひとみよりも瞼の記憶ばかりある。ギターを手でたたく音が好きなのだけど、最後にそれを見られてわーーー!!!ってなった。歌い終わったところで10分終了。
プレゼント渡してない!ということに思い至りとりあえず慌てて食べ方を伝え、描いてきたZOCちゃんポストカードをお渡しする。「かわいい!」って言ってもらえて嬉しかった。「武道館楽しみすぎて、絶対いきます!」と勢いこんで言ったけど、冷静に考えればこれ武道館チケットに付随する特典会なんだから当たり前だった。あほすぎる。あたふたしすぎてチェキをしまい忘れていることをスタッフに教えてもらい、大森さんに「かざってね!」と言ってもらいつつカバンにおさめる。動画撮影の前、机に置いたままだった手紙もカバンに入れて、どうにか準備を終える。手際悪すぎて確実に10分じゃおさまってないのに、急かしもせず見守ってくれた大森さんとスタッフさんめちゃくちゃ優しかった。「楽しかったです、ありがとうございました!」となんとか伝え、「わたしも楽しかったー!またねー!」と言われてお礼を言いながら退出。「ばいばーい!」って手を振ってくる大森さん、何?かわいすぎる。
興奮冷めやらぬまま外に出て、スタッフの方に案内されてエレベーターに。
「ありがとうございました、武道館楽しんでください」という旨のことを言っていただき、お礼を言うの私の方すぎる!と思う。「武道館めちゃくちゃ楽しみです、ありがとうございました!」を言っているうちにエレベーターの扉が閉まり、本当に終了。
やること決めて伝えてあったので、あっどうしようやばい!って緊張しなかったところは自分を褒めたい。オタクとしては推しを楽しませるような時間の使い方をすべきじゃないか?でも私が提供できるエンターテイメントって何?!という気持ちもあったけれど、自分が楽しむ方向に振り切って動画撮らせてもらったことで「オタクが楽しんで満足する→オタクが楽しんで満足したことに大森さんが満足する」という構図が成り立つと信じて全力で楽しめたので私の10分はこれでよかったのだと胸を張って言える。

帰り道、駅のホームで大森さんのInstagram更新があり「さっきまで会っていた部屋で、さっきまでみていた大森さんだ!」となって嬉しかった。大急ぎでコメントしたらいいねが返ってきてうれしい。こんなにしあわせでいいのか?

帰宅後、記念に写真を撮ってもらいTwitterにあげる。それにもいいねくれる大森さんやさしい。しかしブレスレット本当にかわいいな……武道館も絶対つけてくことを決意。
改めてチェキをみたら、日付と名前だけじゃなくサインの下に「kekkon」て書いてくれてて泣いた。ブレスレットに夢中で全然気づかなかったけど、あの短時間でハートを赤く塗っててくれたのすごい!
ところで、事前に好きな色聞かれた伏線ですが封筒を開けた瞬間に回収されました。メッセージカードの色が!私がお伝えした色だったんですよ!!!こんなところまで心配りしていただいていいんだろうか。
全然まとまらなかったけれど、7万円でこんなにしてもらっていいの?!となるウルトラVIPでした。あ〜楽しかった!武道館チケット忘れずに買わなきゃ!とか思ってたけどよく考えなくても既に購入済みだった。特典会がすごすぎてそれに7万払った気持ちに勝手になってたけど、ライブと配信チケットも込みでこの値段なのだった。けして安い金額じゃないってことはわかるけれど、社会人している自分にとって払えない金額じゃないので巡り合わせに感謝した。Twitterでレポート読むだけでもだいぶ楽しいので、こんなすてきな企画してくれてありがとうございますの気持ちでいっぱいです。一生大森靖子さんについていくし、この世の果てまでZOCちゃんを追いかけ続けるしか!