「うつみさんって早送りみたいですね」と言われた。おそらく私の作業が雑で速かったからだと思う。真実かよと思って笑った。
自分が早口で思考速度も速めだという自覚はさすがにある。自慢とかじゃなく、さすがに25年も私をやっていればそこに注釈をつける必要があることくらいわかる。ハバネロソースが何かわからずうっかり飲んでしまう人を出さないために「激辛注意」と書くように、特記事項として書き添えておくべきところが私ならそこだなというだけ。
頭の回転が速いというとまるで頭良さそうに聞こえるけれど、実際はそうでもない。知っていることしか思考に使えないので、たまたまその分野の知識がある場合のみそれらしいことができるだけだ。（5分で3つ思いつくのが普通なら、5分で6つ思いついた上で発言するからなんかよさげな意見になることがある。）知らない場合にはただ二倍の数「うーんわからん」って思うというだけなので、むしろ損な気もする。下手の考え休むに似たりというやつなのはわかっていて、ただ頭が空っぽだと退屈で苦痛なので無為に考えてしまうという。
ふだんは倍速で考えた後自分の中で精査してから口に出すようにしているけれど、家ではその作業をほとんどスキップして脳直で出力している。ストレスフリーなのはいいがたまに自分の出力にブレーキが追いつかないことがあって困る。ぺらぺら喋りながら「あーちがう！それじゃない！待って待って！」ってなるのでさながら犬と飼い主である。犬（思考）の散歩していたらリードが切れてしまい慌てて追いかけている飼い主（理性）みたいな状態になるのしんどい。
我ながらうまい例えだなと思ったけど、多分これ大森さんのMCで聞いた話を焼き直しているだけな気がしてきた。そりゃあね！書いた先から飽きたのでとりあえず投げちゃお
