大森靖子えちえちDELETEツアーおかわり公演第二部（with sugarbeans ）に参加した感想です。
◯ライブまで
一回目の抽選に外れてから完全に諦めており、しょうがないかーと思っていたけどえちえちDELETEツアー千秋楽東京公演の後耐えきれなくなりもう一回調べた。
チケットぴあ経由でのチケットは枯れているけど、会場（Billboard）が直接販売しているものはまだ余裕があることに気づく（！）
S指定席とかも「◯」になってたのでマジで盲点だった。
どの席にしようか迷ったけれど、とにかく近い席がいいなと思い自由席を購入。
DXシート＝ステージよりも上の階。対面に人はいない。（座席指定だから早く入れる）
指定席＝ステージが見やすい席。四人席だと後ろに人はいる。（座席指定だから早く入れる）
自由席＝ステージと同じ階。上手下手の横と、ステージ前はしっこの指定席後ろ。（予約時の番号遵守なので、どの席になるかは時間までわからない）
というイメージだった。
東京メトロの轟音に泣きそうになりながら仕事終わりに六本木駅で降り、持参したワンピースに着替えてでっけーリュックを駅に預ける。この時点で開場2時間前とかなのでさすがに早すぎた。
とりあえず会場の下見をすませ、Twitterと見つめ合いながら時間を潰す。結婚式にきていくためのワンピースだってツイートしたのふぁぼってもらえて、それだけで報われた気になる。
一部の人が会場から出てくるのを横目に待機スペースへ。webで予約したからこのQRコードをかざせばいいんだろうとぼーっとしていたけれど、QRコードを機械にかざしてレシートを出してもらわないと受付完了にならない罠。
時間になり、スタッフの方に案内されて会場へ。自由席7番とかだったけれど、運良くステージ前があいていたのでそこに座る。
レストラン形式と聞いていたので何か頼まないといけないんだろうなと思い、えちえちDELETEドリンク（いちごミルク味）とポテト＆チキンを注文。
物販で靴下と手錠を購入し、ナナコレシールも貰った。
ドリンクにささってるストロー、二股？になってて（なんかあの目玉みたいになってるテレビのコードみたいなやつ）びびった。
自分の腹を考えると絶対公演前に食べ終わらなきゃいけなくて、勝手に焦りながら黙々と食べる。四人席で目の前にも横にも人がいるので、アクリル板があるとはいえ若干気まずい。食べるの下手くそで恥ずかしい。（注文すればいいだけなので、ワンドリンクで済ませるという選択肢もあったもよう）
どうにか食べ終わって落ち着き、ドリンクに乗っていたベリーをなんとか食べられないか画策しているうちに開演。
背後でカメラを持った二宮さんの気配を感じ、ベストな席を確保できたのでは？！と嬉しくなる。（実質二列目だし、よく見えました！嬉しい！）
◯開演（以下、ツイートの抜粋をはさみつつお送りします）
「これまでライブで見たことないような感じ」だとリミスタで聞いていたけれど、登場時にそれを思い知らされてウワー！！ってなりました。こんな髪型の引き出しあるんですか？！ってなったし、近くで見られたのに未だ髪型の全貌を把握できていないので写真待機です
→「ご◯せん」の時の小池徹平リスペクトの髪型だったとのちに判明。た、たしかに…！
♪stolen worlD
stolenworlD、舞台で歌っていた時の印象が強いので踊る大森さんの姿が見られて嬉しかったです。「死ねなくなっちゃったなぁ」を聞くたびに、大森さんが生きていてくれる世界だからこそどんなにクソで嫌になっても生きるほうを選んでいきたいと強く思います
♪夕方ミラージュ
夕方ミラージュの前の語り、昨日のラジオでの弾き語りを思い出してぐっときました。海外の通販で買った一ヶ月前の何かが届くチャイムの音、聞こえてるけど全部もうどうでもいい自宅での夕方4:44に時間も空間も越えて連れていかれる音楽と夕陽みたいな照明、すごい
♪えちえちDELETE
さーっとピンクの照明に切り替わってすてきだった。
「えちえちをDELETE」するとも、「えちえちで本当の自分をDELETE」するとも、その他受け取り方によってはどんな風にも読めるの、言われてみれば当然なのに今まで「えちえちDELETE」としてしか認識してこなかった自分の解像度に驚きあきれるなど
♪みっくしゅじゅーちゅ
空調が効いて寒いくらいのBillboard TOKYOでも「ねぇ、あつくない？」って靖子ちゃんが言うならそこはこじんまりした真夏の部屋だし、「夏に大胆になるのは陽キャとかギャルだけじゃない」から二人きりの部屋でだけ大胆になれる子が私だけに歌ってくれる夏の歌になる
MC
・ご飯のデリバリーが盛んになり、◯◯デリと聞くと美味しそうでお腹がすく。「えちデリ」だとえっちなデリバリー感がすごいから、ツイートする時の曲名は「えちえちDELETE」と正式名称推奨
・違うとしても思い込んでたら本当になる、はじめは嘘だったとしてもいつのまにか本当になっていることって結構ある。未来のことはわりと変えられるけど過去のことって勝手にどんどん変わっていくから要注意だなと思う
・時間は直線じゃなく5次元6次元に展開していくものだから、音楽で操作して飛び越えてあちこち行き来できるようにした。それを楽しんでもいいし、ごはんおいしー！靖子ちゃんかわいー！を楽しんでももちろんいい
♪焼肉デート
「肉食べてる人いるー？」と挙手を募り、最前に座っていた方の肉を見つけて爆レス。
夕飯のことを考えて一瞬出遅れたシュガビンさんに「オイ！」と、つっこみつつ、ほんっっとに楽しそうな靖子ちゃん。
♪WHO IS BABY
照明が青くなる。
WHO IS BABY、初めて大森さんの声で聴くのがえちえちDELETEツアーおかわりというすごい巡り合わせだった！青い照明の冷たい美しさと、歌詞にこめられた激情との対比が印象的でした。アルバムを手に入れたら歌詞を見ながら聞きまくりたい絶対
→今めちゃくちゃ聞いてるし、雨の中の外回りもこの曲を口ずさんで乗り越えられたという思い出
♪family name
ここから大森さんの弾き語り。ギターを取りに行く間にカメラを構えることができたので、ここしかない！と思い曲もわからないままカメラを向けた。
♪CUTTING EDGE（絶対彼女）
あ、これ厳密にカウントしたら三曲かもと思い慌てて停止する。
♪エンドレスダンス
リミスタでリクエストがあった曲。自分も一時期ずっと聞いていたので、また会えたね！みたいな気持ちで嬉しかった。
♪堕教師
↑iPhoneが記憶してくれてすぐ打てるようになった
堕教師聞けると思ってなくて手拍子全然できず、おたおたしてしまったので次に備えて完璧にしたい…「勉強しかしたことない」人間寄りなので聞くたびにこの歌あたしのことうたっている！の気持ちになってしまうから、目の前で歌ってもらえて何かが浄化された気持ちです
♪あまい
♪何が悪い
♪新曲？
♪5000年後
「5000年後」とか「あまい」とか「何が悪い」とか、リミスタでのリクエストをきっかけにもう一度歌詞を読み直したり聞き直したりした曲たちが多い気がしてふふってなった 聞きたいと思っていた曲を聞けるのももちろんだけど、不意打ちも偶然の再会みたいで嬉しい
♪ファンレター
「こんな時間に死なないで〜」か「最後の一行〜」をリミスタでお願いしようと思っていたくらいにずっと大好きな曲。
「気まぐれに銃口を向ける」相手を間違う（自分に向ける）と死んでしまう。ずっと一緒にいるって約束したじゃん、なんで置いてくの？「色と 形と 音だけ」で人を救えるって思っていたけど違うのかな。
ファンレター、すごく好きだから聞けてよかった。「聖書みたいにDM読んで」くれる大森さん、「気まぐれに銃口を向ける」という歌詞の繰り返し、「一人が好きだから一人にしないでよ」、うまく言語化できないのがもどかしいのだけど、よりいっそう大切な曲になりました。
♪TOKYO BLACK HOLE
この場所で！！働くおっさんで僕の世界がキラキラが聴けるのすごいことだ。「見晴らしのいい地獄」をこの歌詞の中で聞けるのもやっぱり好きだ
♪I love you
すごく好きなファンの方がいるということだけ知っている曲。聞くたびに歌詞にはっとさせられて、文字で読みたくて調べてしまう。紙の歌詞カードが欲しいな。
♪夏果て（moreきゅん奴隷）
「冷蔵庫に転がる頭にKiss」するおっさんと、「あたし冷凍保存されたロンリードール」が歌で繋がるの、あー！！そこか！って気持ちよかった。
♪TOKYO BLACK HOLE
夏果てワンルームの二人もロンリードールものみこんでただそこに存在する東京の深さと大きさ。
♪①④才（snow irony）
まさかここで聞けると思ってなくて、でもずっと靖子ちゃんの声で聞きたかった曲。
途中で他の曲になった？と思ったらMaison book girlの曲だったことをセトリで知る。
♪SHINPIN
初めていったライブで初めてみた弾き語り版にめちゃくちゃ興奮したことを思い出した。早口とギターとの合わせ技で全瞬間気持ちいい。
♪①④才
♪NIGHT ON THE PLANET
東京公演の冒頭以来！だし、ステージが一番下の階にあって、客席がそびえたって囲む形だから「夜に堕ちていく」感がすごかった
♪君に届くな
大森さんのライブでは過去最高に近い距離にいたのだけど、この近さで聴く「君に届くな」もめちゃくちゃよかったです。うまくいえない
♪Rude
♪東京と今日
Rudeで後ろのカーテンが開いて夜景が見えると同時にミラーボールがキラキラしだすの、あまりにもすごかったしこの会場ならではって感じがして興奮しました！アンコールで聞く「東京と今日」、またここで会えるまで生きるしかだなと改めて思います。
◯終演後
どこかお店に入って感想でも打とうかしらと思っていたけれどどこもかしこも閉まっていたので六本木を徘徊しながら感想ツイートした。
脳のメモリが少なくて90分もたないんだなと実感しながらセトリを見ている 気持ちとしては1ミリも休憩挟みたくないんだけれど、受信が追いつかなくて処理落ちしている箇所が毎回ある気がする（歌を聞く、大森さんを見る、ピアノを聞く、歌詞を聞いて脳内に関連の情報が表示される…を同時にできない）ので、次回こそ最初から最後までかたまらずに見たいなと決意した夜でした。
