あんらくし

考えたことのメモなど

結婚観恋愛観自己紹介まとめ

これまで散々書きちらしてきたけども、ちゃんとまとめたことなかったので今の時点での認識をつらつらと書く。

性自認…女
体の性別と一致している。
だからといって「女性らしく振る舞え」と言われるのは好きじゃないし、スカートを強要されるとウーンとはなる。化粧をしたりスカートを履いたりするのが嫌いというわけではないけど、自分のしたいタイミングでしたい気持ちはある。

●恋愛感情…ない
友愛と恋愛感情の違いが「性的魅力を感じるか」にあるのだとすれば恋愛感情はない。人として好きだなと思う人たちはたくさんいるけど、性的接触をしたいと思ったことはない。

→と思っていたのだけど、物の本によると以下のような感情も恋愛感情に含まれるらしい。
・傷つきやすくなること
・気があうこと
・信頼できること
・ケーキを食べながら一緒にビデオゲームをすること
・信頼関係を築くこと
(「恋愛の指向」 アシュリー・マーデル/須川綾子『13歳から知っておきたいLGBT+』より引用)
→上の項目については感じたことがあるので、恋愛感情はあるといえるのかもしれない。だけど自分にとってこれらの項目は家族や親しい友人ほとんどにあてはまるものなので、それって家族愛/友愛じゃないの?という疑念もある。

●性的欲求…ない
性的指向…わからない
●性嫌悪…多少ある
誰かの裸をみたいと思ったり、性的行為をしたいと感じたことはない。これについては、これからも変わらないだろうという確信がある。
そのため、どの性別に対してそれが向くかはどうやって定義していいのかわからない。
性的なものを取り扱った二次元メディア(架空の設定に基づく小説、漫画、イラストなど)に対して嫌悪感はないが、三次元(AV、親しい人の性事情)だと想像することに強い抵抗がある。
他人から自分に対して性的欲求を向けられる(これから行為に及ぶ可能性がある相手として扱われる)とゾッとする。

●結婚願望…多少ある
「パートナーを見つけて結婚することが女性のゴールだ」という価値観の家族や親族がいたことにより、適齢期になったら恋愛感情が湧いて誰かと結婚するんだろうなと小さい頃は思っていた。
→性的接触を伴ういわゆる「恋人」なるものを作るのは無理らしいと一瞬だけした婚活で悟り、結婚は諦めようと思う。

・家族がいなくなった後、一人で生きるのは寂しすぎる(同性の友人は結婚予定または結婚願望があり、ずっと私の隣にいてくれるということはなさそう)
・契約書類を書いてまで自分と一緒に暮らしてくれる人がいるという安心感を味わいたい
・結婚できるくらいにまともなのだと示したい(結婚できない=おかしいといいたいわけではない。なぜか結婚=正しい道という固定観念を拭い去れない)
・祖父母や親が、「結婚」の二文字で安心するならさせてあげたい
→上記の理由から結婚を諦めきれない。「友情結婚」なるものの存在を知り、これなら可能性があるのでは?と思う。

・自分や家族の「安心」のためだけに誰かの人生をもらう覚悟はあるのか?
・共同生活の経験がないのに、誰かと暮らしていけるのか?
・そもそも今の時点で国内で法的に結婚できる未婚の男友達はいないわけだが、このために作るのか?
→などの疑問があり行動停止中。視野が狭すぎるのでもう少し広げたい。

●子ども→産む予定はない
行為自体に嫌悪感がある上、自分と血の繋がりのある子どもと平常心で向かい合えると思えない。人の家の子どもを可愛がりたい気持ちはある。

●まとめ
恋愛感情は、私にとって「存在を知っていても中身はわからないしどこにあるかも知らないレベルの珍味」である。
みんなはどこからかそれを見つけてきておいしそうに食べているが、私はその場所がわからず指をくわえて見ているイメージ。誰かを愛してみたいし、その誰かに私を愛して選んでほしいという幻想がないわけではない。
一人で生きていくのは寂しすぎるので、他の人が恋愛相手を見つけるのと同じように「これからずっと一緒にいられる信頼できるパートナー」が欲しい。