あんらくし

考えたことのメモなど

大森靖子に救われる

大森靖子さんのTOKYO BLACK HOLEツアーに行ってきたよという日記を書こうとしていたのだけど、最高すぎて記憶が混濁していてうまく書けなかった。

それでもどうにかこの気持ちの高ぶりを言葉にしておきたかったので、大森さん(と私)について書きます。

 

⚫️大森さんについて

(一方的な)出会いについて書き残しておきたいと思いつつ機会を逃しつづけていたのでここで書きます。

twitterをながめていたら「コンビニで一番高いアイスで/エロいことをしよう」(♪デートはやめよう)という一節をみかけてあっいいなあと思ったのがきっかけだった。すっごくかわいい歌詞だなあと思って調べたら大森靖子さんという人が作詞作曲して歌っているらしいことが判明し、芋づる式にYouTubeの動画を発見したのでまずは「きゅるきゅる」のPVをみてみた。

 


大森靖子「きゅるきゅる」Music Clip [HD]

 

ピンクな空間の中で暴れまわる姿に圧倒されて、なんだかこわくなってウィンドウを閉じてしまった。それでも頭の中を歌詞がぐるぐるまわっていて、こわいけどもう一回聞きたくなっていた。

それからしばらくは私生活が忙しかったこともあってあんまり聞いていなかったのだけど、何かのきっかけでみた動画に使われていた「さっちゃんのセクシーカレー」が気になりすぎてリピートが止まらなくなってしまったのでググってみるとまたも作詞作曲大森靖子さんで、なんとなくちょっと運命を感じた(逃げようとしても逃れられない的なアレ)。PVも歌詞も曲もかわいくて、ループ再生にして過ごしていた。

 


大森靖子「さっちゃんのセクシーカレー」

わかるようでわからない歌詞の意味をすこしでも理解したくて、検索したりブログを読んだりするうちに大森さん本人も気になってきて、ホームページをみたりインタビューを読んだり、ブログを読み漁ったり(その頃はまだピンク色だった)、twitterをフォローしたりしていた。ニコニコにあがっている作業用の動画(非公式)をかけながら徐々に曲を知っていき、「夏果て」が好きすぎるあまりYouTubeでライブ動画を漁って他の曲が気になって歌詞をググって…というループを辿っていた。素直にCDを買えよという話なのだけど、単純にお金がなかった…。

 


大森靖子「マジックミラー」MusicClip

 

「あ、この人のことすごく好きかもしれない」という感じが「私この人のこと好きだ!」という確信に変わったのが「マジックミラー」の時だった。この時ちょうど受験のための勉強をしていて、なかなか成果も出ず友達もできず、授業も忙しく、前の年は選ばれたものにその年は選ばれなかったりなどなど様々なつらいことがひしめきあう日々を送っていたので、歌詞を聞いているうちにぼたぼた涙が出てきてものすごく泣いてしまった。私がいま苦しくて辛くて生きてる意味がわからなくてしにたくなって、それでも生きているということを慰めるでもなく叱咤するでもなく同情するのでもなく肯定された気持ちになって、気がつくと八月の風呂場でわんわん泣いていた。(受験の天王山といわれる夏だったので、入浴時と皿洗い時以外は音楽を聞かないようにしていた。)

「あたしのゆめは/君が蹴散らしたブサイクでボロボロのLIFEを/掻き集めて大きな鏡をつくること/君がつくった美しい世界を/みせてあげる」という歌詞が好きすぎてどうにかなりそうだった。「私の夢」じゃなくて「あたしのゆめ」とひらがななのがなんだかすごくよかった。「作る」じゃなくて「つくる」とひらいているのも、なにもかも自分に向けられている気がした。「あたしの有名は/君の孤独のためにだけ光るよ」と言ってもらえるのなら、孤独でもみっともなくても生きていかなくちゃならないと思った。

 


大森靖子「愛してる.com」MusicClip

 

「愛してる.com」が発表されたことをtwitterで知って、聞いたらやっばり好きになってしまった。MJに出演すると聞いて、録画をして翌日わくわくしながらみた。マジックミラーの時の髪色で覚えていたけれど、金髪もかわいくて最高だなと思いつつインタビューを聞いて、歌っている姿を見ながらまた泣いた。この頃、なんだか反射で泣いていた。「あい、してる、どっとこむ、こーしん」のところで手をCの形にして目元に持ってくのが可愛すぎてつらかった。

 


大森靖子「TOKYO BLACK HOLE」


大森靖子「生kill the time 4 you、、❤」MusicCrip

ちょうど私の誕生日に、アルバム「TOKYOBLACKHOLE」が発売になるということで、収録楽曲のPVや視聴動画があがってきていた。受験前の学年末で買いに行く余裕がなかったので、ひたすらPVをリピートして凌いでいた。一曲ごとに髪型も衣装も雰囲気もがらっと変わるのがすごいなあということに驚いたりしていた。アルバム、最近になってようやく聞くことができたのだけどすみからすみまで最高だしもっと早く買っておけばよかった!

 


大森靖子「ピンクメトセラ」MusicClip (short ver.)

 

「ピンクメトセラ」を聞きつつ勉強をして、学校に行って、なんとか生き延びていた。ツイキャスを見ながら泣いて、勢いのまま大森さんにリプライを送った。twitterで友人や知り合い以外にリプライを送るなんてはじめてで、むやみやたらにどきどきしてしぬほど読み返してから送った。いつのまにか試験は終わっていた。

 


大森靖子「勹″ッと<るSUMMER」MusicClip (short ver.)

 

CDが3ヶ月連続で出ると聞いてすごく嬉しくて、今度こそ絶対に買おうと思った。PVのショート版を繰り返し繰り返し聞きながら、早くフルで聞きたいと思いすぎてAmazonで予約をしていた。DVDがついてあの値段ってすごくないですか?!試験の結果が出た頃にCDが届いて、貪るように聞いた。

 

わたしのくにがもうひとつあるの

名前もまだないけれど

こころの森を開拓しているの

わたしの刃でわたしが痛い

君はそれを きぼう だと言った

わたしはとても ぜつぼう してた

斬新な視点 価値観の相違 より絶対的な真理をください

(♪勹″ッと<るSUMMER)

 

↑の畳み掛けるような言葉や歌い方がすごく心地よくて、夏の間中聞いていた。あと、ジャケットやPVのおでこを出した髪型がめっっちゃくちゃかわいい。やばい。この時期にやっていたニコ生をはじめてタイムシフトして、歌っている姿を見ていたら画面越しに何度も目があってぼろぼろ泣いてしまった。プレミアム会員の父に泣きついてプレミアム部分も見せてもらった記憶がある。

 


大森靖子「ウェディング・ベル」MusicClip (short ver.)

 

同じCDに収録されていた「ウェディング・ベル」のPVに衝撃を受けすぎて思わず母に見せたところ、元になった曲があると言われてさらに驚いた。くるくる軽やかに踊りまわる真っ黒な衣装の私。さんと真っ白なウェディングドレスの大森さんのコントラストにくらくらした。血糊がよく映えていた。

 

 

かけがえのないマグマ  大森靖子激白

かけがえのないマグマ 大森靖子激白

 

 

 

『かけがえのないマグマ』をようやく買えたので軽い気持ちで読み始めたら止まらなくなって一気読みしていた。鼻水と涙を拭いたティッシュでゴミ箱をいっぱいにしながらも幸せだった。

 


大森靖子「非国民的ヒーロー feat.の子(神聖かまってちゃん)」Music clip

 

連続リリースの2作目、「非国民的ヒーロー」を番組の中で歌うということがわかって、ど夜中だったけれどリアタイしなくちゃならないという使命感に駆られて朝の4時からテレビにはりついていた。ツイキャスでその様子を同時配信するという贅沢仕様で、消音にした携帯とテレビ画面を見つめながらまた泣いた。起きててよかった、と思った。大森さんが何かをしてね!という時(リアタイしてね、CD買ってね、ライブに来てね、など)、勇気や気力を振り絞ってやってみると予想なんてめじゃないくらいの驚きと嬉しさと充実感に包まれるのでほんとうにすごいなと思う。

 


大森靖子「POSITIVE STRESS」MusicClip

 

一年以上がんばってきたことが無になって、しぬほど落ち込みつつ次にやるべきことに殺されそうになっていた時にLINEの縦版PVとYouTubeの横版PVが相次いで発表されてなんとか生きていられた。「そのひとつのミスで全てを否定されても怯むな」(♪非国民的ヒーロー)という言葉を支えにして頑張っていた。「POSITIVE STRESS」で、「私は私よ」、「奇跡は手作り」、これまで聞いてきたものを改めて教えられた気がした。

 

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このあたりで『かけがえのないマグマ』を再読して、ライブに行きたいという気持ちが強まるも今後のことが一切決まっておらずチケットが買えない。血迷ってその旨をリプライしたりした。LINELiveでツアーの初日を覗き見て、うわー絶対行きたい、ピンクメトセライトをふりたいと思いつつ泣く。オリオン座が疲れた心に染み込みすぎた。歌詞カード欲しい、とめちゃくちゃに思う。

 

⚫️ライブについて

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どうにかこうにかがんばって、なんとか行けることになり一週間前にチケットをとった。楽しみすぎてあらゆる人に話しまくり、物販一覧を眺めては財布と物欲を戦わせていた。大富豪になりたかった。いつでも持ち歩けるものが欲しかったのでパスケースを買おうとしていて、いつもならブラックかゴールドを選ぶし持っているカバン的にもその方が馴染みそうではあるなあと思っていた。実際に物販列に並んでいる途中で、このあとペンライトを振ってピンク色の照明を浴びる大森さんを見たらぜったい終演後はピンクが欲しくなると確信して勇気を出してピンクを買った。(実際、めちゃくちゃ欲しくなったので英断だった。)

ぼっち参戦だったので何をどうしていいのか全くわからずグッズを買った後しばらくうろうろうろうろしていた。当日の早朝までGoogleさんにありとあらゆる検索ワードを入れて調べたけど、一人で行く時の時間の潰し方は全くわかっていなかった。歩いていると、ちらほら意識高いTの人たちを見かけてなんとなくほっこりする。

ロッカーに荷物を預けようとして、財布に百円玉がないことに気がつく。(Suicaのチャージの時、千円札を吸い込ませすぎていたのが原因)両替できるところは千円→百円しか受け付けていないので、ワンドリンク用の500円を崩すことにした。ファミマを徘徊して一番安いもの(無印のペンだった)を買ってことなきを得る。ピンクのペンをカバンにしまって、喫煙所前のロッカーになんとか荷物を預けることができた。ワンドリンクを50円玉で払えるのかわからなさすぎてちょっと泣きそうだった(払えました)。

 

一番重要なライブがはじまってからの記憶がほとんどないのだけど、とにかく最高で最高だった!ペンライトを振るというのがはじめてすぎて、いつ上げるんだろうとかどのタイミングで振るんだろうとかいろいろ心配だったけれど、隣にいたおじさん(玄人っぽい安心感があった)をちらちら見ながらやっていたらどうにかなった。ありがとうおじさん…!

「イミテーションガール」で「おかえり」って言えたこととか、それぞれの楽器を放り出して踊りまわるメンバーを見られたこととか、私。さんの踊りと靖子ちゃんを同時に見るのがめっちゃくちゃ難しかったこととか、「絶対彼女」を踊りつつ歌えたり、まいぷにさんのボディーを堪能できたり、「オリオン座」を歌えたり、号令に合わせて礼できたり、とにかくすごかった。涙を拭いやすいから、コンタクトをしてきてよかったなと思った。ほんとにそれくらいしか思考の記憶がない…。泣いたり笑ったり踊ったり歌ったりめまぐるしい2時間だった。はじめてのライブということもあって、声を出すべきところでうまく出なかったり振り付けを追ってるうちに終わっちゃったりということもあったのだけど、何回か同じところを繰り返してくれた(?)おかげでちゃんとできたのですごくよかった。

大森さんのライブ映像をみていて、目が合って頷かれると肯定されている感じがしていつも泣いてしまうのだけど、実際のライブだとその肯定感が圧倒的だった。私の方をみてる!指を指してる!いま、私の顔をみて頷いた!っていう場面が多すぎて幸せどころの話じゃなかった。生きてていいんだなと実感できた。

東京テレポート駅のホームで、電車を待ちながら大森さんにリプライを送った。「大森靖子」でツイート検索して、同じライブにいた人たちのコメントを読みながらふぁぼったりフォローしたりして余韻に浸りながら帰った。乗り過ごしたけど全然平気な気分だった。

翌朝、体がバキバキすぎて起きられなくて昼過ぎまで寝ていたらスマホの通知欄に大森さんの名前があって飛び起きた。二度見してスクショをとってからなんとか起きて、母に昨日のことを自慢したりした。夕方ごろ、大森さんをランダム再生しつつ皿を洗っていたら通知欄にまた大森さんの名前があって、なおかつフォローされました、という通知でめちゃくちゃびっくりした!スクショを撮って、母に自慢して、意味もなく大森さんのホーム画面にいったり自分のフォロワー欄を眺めたりした。うれしい!

かわいくてかっこよくてうつくしくてきれいな大森靖子さん、これからもずっと大好きです?

 

(靖子ちゃん、と呼んでしまうのだけど改めて文章にすると大森さん、と呼んでしまう。せーこちゃん、もおーもりさん、も音の響きがかわいい。)