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あんらくし

考えたことのメモなど

不良になりたかったです

私はそこそこの優等生(成績がとれるという意味で)として生きてきたので、なんだかずっと不良に憧れていたような気がします。


非行に走る反社会的な不良というよりは、校則を破ってスカートを折ったり切ったり、化粧をしたり、マニキュアを塗ったり、そういう類のことをさらっとできる女の子になりたかったのです。


生徒会に入って先生からの信頼も厚く…というわけではありませんが、校則はたいした理由がなければ守らなければいけないものだと思っていたし、私にはたいした理由がなかったのです。


残念なことにそうかわいらしい顔をしておらず、「その方がかわいいから」という正義の言い分を持てなかった私はただまじめであることで評価されようとしたのでした。


小学生でも高学年になれば美醜の判別くらいつくようになります。私は眼鏡をかけているのでいわゆる「まじめな委員長」として扱われていましたが、その頃からなんとなく自分がかわいくも美しくもないということには気づいていました(いささか遅いような気もします)。それから、声変わりの時期になぜか低めのアルトへと低い方に変声したこともあって親戚からは父にそっくりだと揶揄されていました。

だからスカートをはきたくなかったし、ピンクもリボンも身につけたくなかった。喪服みたいな黒とユニセックスなジーンズだけが私が身につけることを許されるものだと思うようになりました。中学校に入ってからも、高校の間も、そんなような私服で生活していました。かわいいものは自分には似合わなくて不釣り合いで、身につけていたら嘲笑われるのだと思っていたからです。


高校生の時にいろいろあって、化粧は怖くないということと眼鏡を外せば少し改善すること、それから流行に合わせた服を着ていない方が嘲られる理由になりえるのだなということに気づいて今にいたるわけですが、けっきょくのところ「女の子」アレルギーみたいなものは消えないんだなあという感じです。


だいぶテーマがずれてきましたが、要は(多少のことをしても許されるようなふつうの)かわいい女の子になりたかったよねという話でした。