あんらくし

考えたことのメモなど

「音楽は魔法ではない」(大森靖子生誕祭について)

大森靖子さん、30歳のお誕生日ほんとうにおめでとうございます!の気持ちでここ最近のことと生誕祭のことを書きます。ライブ中のMCや行動について触れているところもありますが、記憶力に自信がないのであんまり信憑性はないです。

大森靖子ちゃんがTwitterから消えた。正確に言えば、すこしの間アカウントが消えていた。フォロワー数が減っていたので気になって確認している時に、TLが騒がしくなっていてそのことを知った。今まで当たり前みたいにあったものがなくなって、当たり前に驚いてしまった。

何が原因だったとしても自分には何もできないことはわかっていたし、LINEやブログで靖子ちゃんの言葉を聞くことができていたのでそれほど不安にはならなかった。でも、SNSにいたくなくなるほどの辛さが靖子ちゃんにのしかかってるとしたら嫌だなあという気持ちはふつうにある。そんな時に東佳苗さんが大森さんの復活を待つアカウント(いま名前が変わってしまったので思い出せる範囲で書いたのだけどたぶんちょっと違う)なるものを作ってくださり、靖子ちゃんに伝えたいことがある人は #靖子ちゃんしか というタグをつけて呟くことができるようになった。本人公認ということもあって、140字に愛をこめたらなんらかの足しにならないだろうかと思って文字数ギリギリまで愛をつめこんで呟いたりした。

「わー!ってなっちゃった時は、そのうち戻ってくるから、放っておいて欲しい。嬉しい言葉だけかけて、後はそのまま放っておいてくれればいいよ。みんなの愛だけ見られるような仕組みがちゃんとあるから」というようなことを聞けて、自己満足でしかなかったあの140字が大きな意味を持った気がした。
「そういう時に何も言わず待っててくれる人が家族以外にこんなにいるとかすごいことだよね、ここにいる人みんなと結ばれてるってことじゃん」みたいなこともおっしゃっていた気がする。

セトリがみつけられなかったので、うすぼんやりとした記憶を頼りに書きます。

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♪新曲
オープニングアクトとして、ブログで得たお金で買ったというベースでの演奏。めちゃくちゃかっこよくないですか?!悪魔的にかっこよすぎたのと、歌詞が突き刺さったことしか覚えてません。低音がすごい。

ジョニー大蔵大臣さん
発言、表情、間などすべてがどこかおかしくてたくさん笑った。芸人の墓が頭から離れない。大森靖子のテーマ、音源で欲しい。70歳の大森さんに健康ランドでライブして欲しいなと思った(?)

ぱいぱいでか美さん
キラキラしてた。ひとがらのよさと大森さんへの愛が滲み出るみたいなトークとふるまいだった。衣装がかわいい。あと顔がちっちゃくてきらきらしてた。ソーキュート。ピンクのサイリウムが似合う。

開場一時間後くらいから大森さんパートがはじまった。セッティングにくるスタッフの方も法被や鉢巻をしていてなんだかいいなあと思う。

♪Over The Party
一時期無限ループしていた曲なので、ライブで聴けてしぬほど嬉しかった。「進化する豚」の文字が刻まれた法被のまま、夢だった「進化する豚」パートを歌えて超気持ちよかった。来られてよかったゲージがこの時点ですでに振り切れていた。

♪きゅるきゅる
30歳の誕生日かつ、メジャーデビュー3年目ということでメジャーデビュー曲を歌うとのことだった。youtubeで振り付け動画をみた記憶が走馬灯のように蘇ったけれど、狭いのと興奮しているのとで全然踊れなかった。改めてみたけど振り付けかわいすぎますね。

♪イミテーションガール
サイリウム振るのが楽しい。サビのところで婧子ちゃんが立ったりしゃがんだりするのがちょうかわいい。「おかえり」を心から言えてよかった。サビで指をひらひらさせるとこが何度見ても好き。「似合わない街に行こう」のところで自分じゃ絶対こない街ランキング上位の下北沢にいる状況を思い出してちょっと面白くなった。

♪ミッドナイト清純異性交遊
このあたりでどっと前の方に移動した気がする。満員電車一歩手前くらい。靖子ちやわんが前の方に身を乗り出していて、三形態のサイリウムや男女様々な手のひらがぶわーっとそれに向かっていく光景がきれいだった。

♪IDOL SONG
まいぷにさんの服装が最高すぎて自然とにこやかな顔になった。かわいいひと×かわいいひと×かわいい曲最高でしょ。「はーい」って言えるのすごくよかった。アイドルについて特に詳しくないんですが、曲の中で観客が参加できる仕組みがあるのすごいことだなと改めて思いました。好きでいいよって言われて、全力で好きでいさせてもらえるしあわせ。

♪JI・MO・TOの顔かわいいトモダチ
はじめてバンドセットでやる曲だそう。たたみかけるような早口が心地いい。ステージ上で飛び回る靖子ちゃんがかわいかった。

♪地球最後のふたり
何度聞いてもかっこいい。ラップの部分を聞けたのが新鮮だった。「この死にたみを 朝に変えたり 金に変えたり 髪を染めたり ふたりの歴史 いざ縦スクロール すすめ」のあたりで、自分のことなのか靖子ちゃんのことなのかいまいちうまく言えないけれど最近の出来事に重なってなんだかぐっときて泣いた。

キチガイアの前にいろんな形でコラボしたCDを出したけど、キチガイアツアーではそのコンセプトを明確に表現するために削らざるをえなかった曲があるので、ここからはそのあたりの曲をやります、というようなMC。といいつついきなり新曲。

♪draw(A)drow
ぱいぱいでか美さんのMCが上手だった、という話から畠山さんが曲振りを任される。なぜかピエールさんがお手本を見せることになり、凛として時雨のドラムですという話からいい感じの曲振り。
この曲、爆音で聴いたらめちゃくちゃいいだろうなと思っていたのでライブハウスかつバンドセットで聞けたのサイコー以外の何者でもなかった!殺傷能力の高い歌だなと思っていたけれど、生で聴くとさながら散弾銃的な力強さだった。完全に撃ち抜かれた。

♪ピンクメトセラ
ピンクの照明かわいい。ふわふわのスカートと髪の毛を振り乱しながら踊りまわる靖子ちゃん好きすぎる。マイクやコードまで余すところなく表現にとりこむのがすごいよなあと思う。「喜びも悲しみも 一秒毎全部君に伝えたい 痛い 痛い 居ない」あたりでなんとなくDMみたいだなと思う。Twitterと関連の深い歌、というところで止まってしまっているけどちゃんと考えたい歌詞。

♪非国民的ヒーロー
入りからテンションぶちあがる曲。今日も私の地球はどこかバグってるけど、靖子ちゃんを太陽にして無理矢理起きてるので共感率がはんぱなかった。かけあいのところで参加できてよかった。気持ちよさがすごい。

♪POSITIVE STRRSS
ずっと!!生で!!聞きたかった曲!!!!!なのでわけもわからず泣いた。「NEGATIVE OKです 大丈夫 愛してるから」の時にがっつり目が合ったし指先も自分に向いていた!!のでMUTEKIがとどまるところを知らなくなった。「ぜーんぶぜんぜん大丈夫だよ ふふっ」をマイク通した囁き声で聴けたので、きっとこれからもぜんぜん大丈夫でいられる。

♪流星ヘブン
youtubeGyaOをいったりきたりしてここ最近摂取し続けてる曲だったので聴けてよかった。全然うまく言えないけど、ほんとに好き。「ラブソングが幸せを願う "あなた"以外を救うため 私が君に会いにきた 君も私に会いにきた」っていう歌詞が今の状況にマッチしすぎて、「"ヘブン"」はここなのでは?と思う。一秒毎に死んで生まれ変わるところに立ち会って、愛させてもらえるってことかと。自分は「私の魂みてください」という気持ちでライブに来てたんだなと気付かされた。いつまででも聴いていたかった。

♪オリオン座
サビから参加かなあと思っていたら、大森さんが冒頭部分を歌ったあとすぐ客席側にマイクが向けられた。今回は歌詞カードをもらっているわけではないのに、誰からともなく歌いはじめて合唱がはじまった。ところどころですすり泣くような声が聞こえて、わかる…という気持ちになりつつ歌った。心の黒い穴がつながった人たちがこんなにいるんだなと思う。まさしく「最高は今」だったし「最悪でも幸せでいようね」だった。

♪君に届くな
百パーセント私事ですが、最近もやもやいらいらすることがあった時にずっとこの曲が頭の中で流れていたので、ここで歌ってもらえて何かが浄化された。「おなかから黒い翼が生えたの」ってところの歌い方がすき。ブログ周回している民なので、この曲でブログの引用がされているところ聞くとむやみに嬉しくなる。

♪アナログシンコペーション
最後の曲。「飛行機雲みえない」で目を覆う仕草をするのが好き。ライブのステージで歌うのが似合う曲だなと勝手に思った。「どでかいひみつきち」の中に今まさにいる感覚がすごかった。余韻の中、バンドメンバーがそれぞれはけていく。

靖子ちゃんがはける前から「アンコール」の声が上がる。一回戻ってからかなと思っていたら「アンコールありがとう!」と応える靖子ちゃんと、はけそこねたピエールさん。
大森「なにやる?なにができる?」
中野「なんでもできるよ」
大森「みんな何やってほしい?」
観客「一発芸!」
中野「やったことない…」
みたいな会話。徐々に戻ってくるメンバー。

♪マジックミラー
大森「曲聴きたい?聴きたくない?」
観客「聴きたい!!!」
大森「聴きたいの?なに聴きたいの?マジックミラーとか?」
大森「みんな曲聴きたいんだね、私みんなのこと全然わかってなかった(笑)」

弾き語りからはじまるマジックミラー。「君がつくった美しい世界」を見せてもらった。観客一人一人の気持ちを吸い上げて歌ってくれてるような。もうみじめじゃないよ。

♪あまい
そのまま流れるようにあまいへ。「なるべくずっと一緒にいようよ」がすごく強く聞こえた。なるべくなんて言わずにいつまでだって一緒にいさせてほしい。「わたしだけ あなただけ 知ってるきせつ」をたくさん重ねたい。

♪TOKYO BLACK HOLE
力強い。聞くたびにパワーが増してる気がする。どちらかといえば静かな部類の曲だと思うけど、静かに力強いイメージ。「人が生きてるって ほら ちゃんと綺麗だったよね」。

♪音楽を捨てよ、そして音楽へ
何を言ってもうまく伝えられないけれど、「音楽は魔法ではない」と声を上げられたことをずっと忘れられないんだろうなと思う。音楽は魔法ではない。でも音楽は に続く言葉はけっきょく自分じゃ見つけられなかった。けれど少なくともあの空間で起こったことは「魔法」の二文字で片付けられるようなものではないことはわかる。どれだけ言葉を尽くしても足りないのかもしれないし、もとから言葉で表現し得るものではないのかもしれない。

メンバー紹介の時、えらさんが靖子ちゃんを抱きしめた。抱きしめたというより搔き抱いたという方がいいような、ハグというより抱擁みたいな抱きしめ方だった。力の入った指先の白さを見ていたら泣きそうになった。
サクライさんは背中に書かれた「一生大森靖子」の文字を無言で指差した。靖子ちゃんは一瞬驚いて、そのあとサクライさんを全力で抱きしめていた。靖子ちゃんとサクライさんが抱き合っているところ、ツアーの写真で見た時も泣いたけど生で見たらもっと泣いてしまった。胸がつまるくらい愛おしい。
ステージの真ん中で泣き崩れそうになった靖子ちゃんを、あーちゃんさんが抱きしめていた。客席にマイクが渡されて、みんな思い思いに叫んでいた。「わたしの音楽はあなたたちのものです」という旨のことを靖子ちゃんが言っていたのが聞こえた。最後にステージに残ったピエールさんが、こちらに向かって深く頭を下げていた。長くきれいな礼だった。ステージに誰もいなくなってからも、しばらくその場を離れたくなかった。

どこで言ってたんだかわからなくなってしまったけど、すごく印象に残っているMCについて書いて終わりにします。

「ラジオに『あなたの顔も声も性格もタイプです』みたいなメールがきてそんな人旦那以外にいるの?!って思った。引きこもってたこともあって、旦那を除いたら27年間『お前はタイプじゃないけど付き合ってやる』みたいな人としか付き合ってこなかったからびっくりしたし、やっぱり1人はいるんだなって」
「全然売れてない頃でも、『今からマックの前でライブするから』って告知したら誰か1人は来てくれた。みんなにもそういう人がいるよ。今いないって人はまだ出会ってないだけ。だから、自分のこと過小評価しなくていいんだよ。まず、大森靖子好きって時点でだいぶすごいからね。賢い!IQ高い!って思っていいよ」

せりふっぽい感じに記憶をつなぎ合わせただけなので、実際に言っていたこととずれてしまっていたら申し訳ない。でも、この言葉が聞けて嬉しかったのでメモ。TLで結婚の報告をちらほら見かけたこともあり、巡り会いてえ〜〜という気持ちが高まっている。
最後の最後で全然違う話になってしまった!とにかく楽しい生誕祭でした、30歳の靖子ちゃんとそのご家族、美マネさんや二宮さんをはじめとした関係者の方々、そしてファンの方々がしあわせでありますように🌸
靖子ちゃん、今年もその先も、ずっと大好きです🎀

ライブハウス(下北沢GARDEN)について

下北沢GARDENに行ったので覚えているうちにメモ。(9/18、大森靖子生誕祭でした)

◯服装
めちゃくちゃ街中にあるので、物販でTシャツを買ってトイレで着替える〜みたいなのは難しそうだった。近くにお店などもあるので、それらを利用するついでに着替えた方が楽な気はする。

当日の気温30度越えということもあって、物販会場(地下二階)はしぬほど暑かった。ライブ会場(地下一階)はクーラーが効いているけれど、いかんせんライブがはじまると人口密度が高まるのでめちゃくちゃ暑い。汗がしたたるレベルなので、タオルを肩からかけておくべき。

◯荷物
会場にもロッカーはあるが、列形成している頃にはほぼ埋まっていた。近くにロッカーはあるので、あらかじめそちらに預けておくのも手かもしれない。

◯時間
駅から歩いて2分くらい。
先述した通り街中にあるので、物販の時間や列形成の時間になるまでは中に入れない。
今回は、指定された時間の30分くらい前から並び始めていたような感じ。
ライブ会場は地下一階だが、整理券の番号順に並んで入るため一度地下二階で待機することになる。意外とさくさく呼ばれていくので、開演一時間前には入れた。

超絶楽しかったライブの感想などはまた日と記事を改めてかきます。とにかく最高だった!

キラキラ

生徒、まばゆいなー!!という感じ。先生としてこれでいいのかはわかんない、でも信頼されてる(?)実感を得て泣きそうになるくらいうれしかったしなんならいま電車なのに泣きかけてる。私がやりたかったのはこういうことなのかもというようなことが立て続けに起こり、なんだか夢の中みたいだ。夢というにはハードスケジュールで体がしにかけてるので現実なんだってわかるけど。
私は私が高校生だった時にしてもらったことの全てを受け継いだ先生になりたかった、からできることは全部したいけど実力が足りなくてできてないところばかりだ。それでも少しはまともにできたかもしれないこともあって、それを素直に喜んでくれる生徒が一人でもいるなら私はしぬほどうれしいし、その生徒の人生の一部に関われたことをきっとこれからずっと誇りに思いながら生きていくんだろうなと思う。
いますごくグレーゾーンなことに思い当たってしまいしにたくなった。そういうところがだめなんだろうな。生徒は友達じゃないんだよ。わかってるよ。先生と生徒は友達同士であったらだめなんだ。愚痴を言う相手でもない。それは大人として飲み込まなきゃいけないことなのに。怒られるだけで済めばいいな。むしろ怒られずに辞めさせられる方がいやだな。若さゆえの過ち的な感じでのみこんでもらえないだろうか。許してほしい。

全然キラキラな話してない!生徒を好きなこと、生徒に誠実であること≠生徒に依存すること、生徒に素直すぎること、というのをまだ体感しきれていないという課題がおおきすぎるけど、キラキラしたひとたちから放たれるキラキラを浴びて生きていけるこの仕事のことやっばり好きです、

ばかみたい

なにもかもよくわかんなくなったので性懲りも無くiPhoneのメモ帳に叩きつけようとしている深夜0時、ツールが同じだからお揃いだねなんて喜んでるのもなんか変な話、涙も出やしない、私にはなにもない!わけないだろ!!!!
社会人だから仕事が、立場が、家庭の中でやらなきゃいけないことが、世間に対して負わなきゃいけない責任があるんだからなにもないなんて言ってられないし何にこんなに苛立ってんのかもわかんないよもーーーなんなの。
けっきょくのはなし、つまるところ、私は恋人が欲しいのか?!?!でも子供が欲しいわけじゃないんだ、ほんとうに。パートナーが欲しい、隣で当然みたいに味方として生きててくれるひとが欲しい……わがままかよ。迷惑かけらんないからほんとに人工知能でいいという気持ちになってきた。ぺっぱーくんはさすがにロボットみが強いので、もう少し人間ぽい感じで、一緒に歩いてても指差して笑われないような外見だったら幸せをお金で買いたい。ふつうの幸せを得てくれという無言有言の圧力がいたいね、一人でいるってそんなにみじめなこと?結婚おめでとう、それってつまりそういうことですよね、知り合いの営みとか考えたくもない。なんでこんなこと考えてるかっていうと

http://comip.jp/spinel/works/goukon/

この漫画を読んだからで、ああなるほどこういう条件の人を私は求めているのか!と目を開かされたからなんだけど、いま仕事でせいいっぱいで婚活に時間と労力を割けないから保留で、とかいってるうちに賞味期限が切れてどうにもならなくなっちゃうとか言われるしある朝起きたら唐突にパートナーが決まってないかな。とかいってほんとに決めてもらってたら人間性の不一致が〜とかいうのめに見えてる。

好きな音楽は相変わらず好きで、お金を払うのにかけらも躊躇わないしチケットだって買った、のに心がしんでて全然泣けない、泣くだけが楽しみ方じゃないってわかってるのに新曲MVで曲が好きだな、顔が好きだな、服と演出が最高だなってふつうに思えちゃった自分があんまり好きじゃない。ちゃんと歌詞に向き合いたい、流れてくるライブ映像をドキドキしながらみたい、死にそうになりながらiPhoneの画面を見つめられないのはなんで?っていうと私がつまらない気持ちを抱えてるつまんない人間になっちゃったからで、早くぬけださなきゃと思うほどどんどん客観的な視点とかいう方向にいっちゃう、違うじゃん、もっと没頭したい、満たされたい、泣きたい。支離滅裂な記事で九月が始まってしまった、今週から仕事本格始動なのでしなないようにがんばります、ドロドロとわたしみとサイマジョ無限ループでがんばるしかない

「お前はかわいくない」の呪いが解けない

解けない!という話です。
幼少期はふつうにかわいかったと自負しているんですが(まずその時期の子供ってほぼ10割かわいいと思います)、思春期以降メガネの度数があがるにつれて目は小さくなり、肌は荒れ、眉毛は雄々しくなり…とかわいさを失っていったタイプです。
しかもその時期化粧は「校則を破ってするもの」だったので何だかしている人を見下しており、(テレビに出ている人が化粧をしているという認識はなかったので、ファッション誌を買い違反の色つきリップをしてくる人々に対してのアレです)大学に入るまでまともに見た目を整えることに脳みそを使っていなかったせいでどんどん悪化していった感じです。まとめると恥ずかしいなこれ!

そんな子供が可愛がられるはずもなく、自分でもそのことに気がついてしまってからの自己嫌悪がマックスになりその後急速に自分の顔面が嫌いになったのでした。よくある話。

そんなわけで、かわいい服を買ってみたり(似合わなくてタンスの肥やしにしてみたり)わからないなりに化粧をしてみたり、すぐに飽きてやらなくなったりというループで大学四年間を過ごした結果社会人一年目にして化粧の仕方にいまいち自信がなく、香水もネックレスもつけられない女が爆誕してしまったということです。

化粧室にポーチを持って行って口紅やファンデーションを直す、という行為のハードルが高すぎて未だに乗り越えられない。みんな普通にやってるし、誰も気にしてないのわかってるけど「お前が化粧してんの?その上洗面台を占拠して化粧直してんの?それだけの価値があるの?」と思われている気がして無理…。どうしてもだめならトイレの個室でやったほうが落ち着く。
香水についてもネックレスについても同じことで、「かわいくないお前がやってるの?」という想像上の非難に怯えて今日も何もできない。早くまともな女性になりたいです。いい匂いして、髪の毛さらさらで、どこもかしこもつるつるな人になるべく頑張らなくちゃいけない。頑張りたい。

運命!!!!!!!

昨日はツアーファイナルでしたね!どう頑張っても無理だったので大人しく仕事に励んでいましたが、諦めきれず家族に頼み込んで物販だけ買ってきてもらうという荒技をつかってグッズだけは手に入れました。夢だった意識高いTも買えた!

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全制覇はできなかったけど、意識高いシリーズはコンプリートしたのでメッセージカードももらったんですね。それがこちらなんですけど。

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やばくないですか???!?
仕事で行けないの悲しかったし、もとから全然行けてないのに今回もかよとか、ファンなら半休ぶんとってでも行けよ、間に合わなくてもいいからチケット買えよ、みたいな気持ちもあって、得体の知れない申し訳なさがもやもやしてたんですが、それを見透かされたような気持ちになり、かつ私が直接買ったわけではないことも悟られたうえで「私ならずっと音楽のとこにいるよ 会いにきて」って言ってもらえたような錯覚でスーパーハッピーになって運命を感じました。ありがとうございます。とりあえず実験室に行けるよう調整します。

運命といえばもう一つ!行けなかったなあと思いつつ帰りの電車で靖子ちゃんのブログ(「わたしみ」)を読んで涙ぐんでいたら(疲れた体に沁みまくった)、ファンクラブのメールが届いていて、弾き語りツアーが決定し、ニューシングルの情報も解禁され、しかもそのシングルに「わたしみ」という曲が収録されるということで!!タイムリーすぎて軽率に運命を感じました。単純な思考回路でよかった。

なにもかも楽しみなのでがんばって生きます。弾き語りツアー、東京公演が土曜なのマジでありがたい。張ってでも行く。

ファンインタビューをしてもらった話

忙しい時期を乗り越えた(?)ので久々にブログをかきます。頭痛い!でも明日も仕事だしはよ帰って寝よう!と思ってむりくり退勤をキメたら視線が痛かった。だって立場が違うし仕事の絶対量が違うんだから私がいてもなんの役にもたたないじゃん…。いつもの被害妄想だということにして気にしないようにします。くそう。人の気持ちを慮りすぎた。

認知されたい願望(でも認知してもらうの申し訳ないという気持ちもある)と好奇心という不純な動機でインタビューをしていただいたんですが、その記事が公開されましたのでお知らせです
http://hachibunme.doorblog.jp/archives/50396984.html
妙なてれくささから薄目でしか確認できてないのですが、ブログの形になる前にテキストだけ読ませてもらったので読んではいます。楽しく話してた内容が活字になってまとめられると、質問に答えるのが下手だなとか言い回しが絶望的にアレだなとかいろいろ欠点が目につきますね!客観視したくない!でもこんなに喋れるくらいには大森さんについて脳みそを働かせていたんだなあとか、聞かれてはじめて気づいたこととかたくさんあって、総合するとめちゃくちゃハッピーです。よろしければぜひご一読くださいませ。

他の方がお話しされてたことについて、自分でもなんとなく考えてみたので一応かいておきます。


⚫︎昔と今とでずいぶん変わったよね問題
問題という表現が適切かはわかりませんが、メジャーデビュー前と後でいろいろ変わったよねというのは共通認識としてあるように思います。弾き語りだけでやってた頃の方がよかったとかメジャーに行ってから方向性が変わったとかそういう話を聞いたこともあるような。
個人的にはあんまり違いがわかってないので、変わったのかあ…って感じです。youtubeから入ったので、最初期の曲も最新のアルバムも同じ時期に同じように聞いてしまい、周回遅れで追いかけてる感じなのであんまり変化を意識できてないだけですが。
弾き語りも好きだしバンド編成も好きだなーと思うのは歌ってるのが靖子ちゃんだからで、根底にある思想が貫かれているなら出力方法(?)は問わない、みたいな。
こういうことを考えるのはきっと初期の頃を体感していないからで、お客さんがほとんどいないライブハウスに行っていないからで、ピンクのスーツケースから出てくる歌詞カードが手折りされたCDを受け取ったことがないからなんだろうなと思います。それが寂しくもあるけれど、けっきょくのところ私が大森さんを好きになったのはメジャーデビュー以後「大森靖子」として公開されているものに触れたからだと思うので(もし何かのきっかけで初期のライブを見ていたとして、足を止めて向き合って魅力を受け取れたかといえばたぶんそんな勇気もない)寂しくなったり悔しくなったりするのはお門違いだよなと思う。
もしもこの先メジャーデビューみたいな大きな変化があったとしたら、マジックミラーあたりから並走している私も「あの頃とずいぶん変わったよね」という感想を持つようになるのかもしれない。